お笑いコンビ・EXITの兼近大樹(かねちかだいき)さんが、過去の犯罪歴などが公になり話題になっています。
これだけ大騒ぎになったらもうテレビには出られないのでは？
ファンももう見限っているのでは？という声もあると思います。
しかし兼近さん擁護の声も多く、支持する人も多いようです。
どのような声があるのか気になりますよね。
今回は、EXIT兼近大樹さんを擁護するファンの声をまとめてみました。
擁護意見1：「兼近さんは騙されただけ」
一つは、今出ているニュースは「兼近さんは騙されただけ」だとする意見です。
これは、犯罪組織に呼び出されてみたら証拠品となる指紋をつけさせられてしまったというもの。
この件に関して兼近大樹さんは”騙された側”であり、罪は犯していないという声もあがっています。
騙されたという事実が証明されているにもかかわらず、批判されていることは矛盾しているとする声です。
これに対しEXIT兼近さんはリプライを送っています。
兼近さんは「犯罪組織に騙されて利用されるような環境に身を置いたのは自分の意思であった」こと、
「その時の犯罪に関しては騙されただけであったとしても、他に何もしていないというわけではない」と伝えています。
安易に「兼近さんは騙されただけ！無実！」という声を上げるのは、兼近さんの本意ではなさそうです。
擁護意見２：「兼近の過去よりもこれからが大事！」
兼近大樹さんが過去に人を傷つけたことがあるということを認めた上で、「過去は変えられないから、これからの行動を見て欲しい」という姿勢を評価する声もあります。
若気の至りだったり、どうしても嫌なことが多く自棄を起こしてしまったり、程度の差はあれ人を傷つけたことがない人はいないと思います。
EXIT兼近大樹さんは「皆には過去の十数年どうしてたかなんて見えていない。今この瞬間から見せてくだけ」と話しています。
過去にしたことは重く受け止めた上で、それでも前を向いて進もうとする兼近大樹さんの姿勢に支持の声は少なくありません。
「理解できない、何故こんな奴がこの世にいるのか、社会に出るなで終わらせずに知ってください。それが被害者も加害者も減らし、分断をなくす一歩になります！」
この意見に賛否はあるかと思います。
特にいじめを受けていた人などは、「いじめられた方は一生傷を背負っているのに、いじめた方だけ前を向いて普通に生きていくのか？」という意見を送っていたりします。
しかし、いじめや犯罪歴があるからこそ、新たな被害者を生まないために何が出来るかを考えているようです。
兼近さんが本当の意味で許されるのは、それを成し遂げた時になるのかもしれません。
擁護意見３：「兼近の書いた小説の内容はフィクションだ！」
EXIT兼近さんは2021年10月27日に「むき出し」という小説を発売しています。
Amazonのレビューでも星4.5という高評価を得ているこちらの小説ですが、主人公がある女の子をいじめていたと語るシーンがあります。
「これが全て実話なら、兼近は最低な人間だ！」とTwitter上では批判の声も上がっていますが、こちらは「自伝」ではなくあくまでも「小説」として売り出されています。
つまりどこからどこまでが実際にあったことかは明らかにされていないのです。
EXIT兼近さんに「あの小説のようないじめをしていた人間なんて…」というリプもいくつか送られていました。
それに対して兼近さんは可能な限り返信しています。
兼近さんは、「自分はいじめをしていない」とは言っていません。
別のツイートでは「いじめたことも、いじめられたこともある」とすら語っています。
確かにいじめは許されたことではありませんが、小説と重ねて判断するのは危険だと言って良いでしょう。
これに対し、ツイッターでも「勘違いしてました」「実話だと思ってた」と勘違いを反省する声が上がっています。
まだこの小説の内容を取り上げて「これがEXIT兼近の過去だ！」と取り上げているツイートもありますが、鵜呑みにしないようにしましょう。
擁護意見4：「犯罪歴があっても前を向く姿に救われる人もいる」
4つ目は、「犯罪歴があっても前を向く姿に救われる人もいる」というものです。
EXIT兼近大樹さんは確かに過去に罪を犯していたようです。
しかし本人はそれを反省し、これから何が出来るかを考えて行動しています。
それを「開き直っている」と捉える声もありますが、「その姿に救われる人もいるはず」という意見もありました。
若い頃に犯した罪を背負い、「自分は犯罪者なんだ」という意識で生き続けることは新たな犯罪を生みかねません。
犯罪を犯した心理がわかるからこそ、犯罪者になる芽を摘み取る活動をしていくんだとＥＸＩＴ兼近さんは言っています。
その姿に前科のある方、過去にいじめをしていた方などは少なからず救われるのではないでしょうか。
大多数の「罪を犯したことのない人」には理解しがたい感情かもしれません。
また、逆に「被害者になったことのある人」には許しがたいかもしれません。
しかし一握りの「過去の罪を悔いている人」にとっては希望となるのかもしれません。
それを許さない社会と、許せる社会。どちらが平和に近づくのか…考える必要がありそうですね。
松本人志さんからのエール
EXIT兼近さんの話題が批判に向かっていた頃、ダウンタウンの松本人志さんがツイッターで「兼近に頑張ってほしいなー」とコメントしました。
これに対し、「自分もそう思ってた！」という声が多く集まっています。
この話題で私もなんかムカムカしてて、
頑張っている人を蹴落としてる感じの報道がちょっと納得出来なかったです。
間違いは誰にでもあります。
２度目が大事です。
それがあるかないかで決まるのではないでしょうか
周りからこんな風に思っていただけてるっていうのが、かねちの本当の今を知ってる何よりも証拠じゃないかな。ずっと偽って過去に背けて生きてたら大先輩にこんな言葉すらかけてもらえないと思う。
批判が集まっている時に、擁護意見というのは出しづらいものです。
一般人が言えなくてモヤモヤしていたことを、松本人志さんが出してくれたことで一気に擁護派の勢いも出始めました。
たむらけんじさんからもエール
松本人志さんのエールよりも1日前、2月1日に芸人のたむらけんじさんがEXIT兼近さんの話題に触れていたのをご存知ですか？
たむらさんも「罪を償い、反省し、今、頑張っている奴を受け入れない日本であってはならないと僕は思う。」と、兼近さんへエールを送っています。
たむけんさんに同感です。
過去って言ってしまえばそれまでですが、今実際兼近さんも頑張ってるんですしそれを応援してあげるのが1番だと思います。
批判する人もいるけど、応援する人もたくさん居てるってこと、兼近さんに伝えてほしいです!! 頑張ってる人が叩かれるのを見るのは胸が詰まります…
こちらのたむけんさんのツイートにも「同感」「その通り！」と共感の声がたくさんリプライされていました。
なかなか表立っては肯定しづらいですが、芸能人の方のコメントにリプライをつけるという形で兼近さんを擁護する声は多く出ていますね。
現状ではEXIT兼近さんの今後はどのようになるかわかりませんが、応援してくれている人たちの声もご本人に届くと良いなと思います。
まとめ
いかがでしたか？
EXIT兼近大樹さんの犯罪歴を知りながらも、擁護している人々の意見をまとめました。
批判意見だけでは正しい判断はしづらいものです。
私個人は擁護派でも否定派でもありませんが、客観的に事実を見つめたいと思いまとめてみました。
皆さんが兼近大樹さんの過去や今後について、そして広く前科のある人々の更生について考えるきっかけにしてくだされば幸いです。
