Instagramの利用者の中で、突然「あなたのアカウントで自動化された操作が検出されました」という警告メッセージが表示されたと話題になっています。
「自動化ツールなんて使ってないのに!」
「私のインスタアカウント、乗っ取られてるの!?」
などと焦る声も見られます。
本記事では、このエラーメッセージの意味や原因、そして身に覚えのない場合はどうしたら良いかその対処法について解説します。
自動化ツールの使用を否定するわけではありませんが、Instagramの利用規約を守るためには注意が必要です。
さまざまな対策やセキュリティ強化の方法を紹介し、アカウントの安全性を確保する方法を探ります。
「あなたのアカウントで自動化された操作が検出されました」というメッセージが出る原因
「あなたのアカウントで自動化された操作が検出されました。」という警告文は、インスタグラムが自動化ツールや不正なアクティビティを検出した場合に表示されます。

この警告は、いいねやフォローなどのアクションが自動化されている可能性を示しています。
原因は、自動化ツールやスクリプトの使用、APIの不正利用、不正な第三者アプリの接続などが考えられます。
インスタグラムは利用規約を守るために自動化行為を制限しており、警告が表示された場合はアカウントが制限される可能性があります。
この警告を解消するには、自動化行為をやめ、インスタグラムの利用規約に従う必要があります。
そもそも「自動化ツール」とは何なのでしょうか。
インスタグラムの自動化ツールを使うと、いいねやフォローを自動で行ってくれる
インスタグラムの自動化ツールを使うと、毎日1000件ほど自動的に「いいね」をしてくれたり、指定したジャンルノアカウントを新しくフォローをしてくれるようになります。

フォローしたり、いいねをたくさんつけることで、気付いた投稿主がフォローバックをしてくれることがあります。
自動化ツールを使うことで、効率よくフォロワーを増やすことができます。
拡散力をつけたい、インスタグラムでビジネスをしたい方にとってはとても便利なツールと言えます。
大体月額1500円前後で利用することができ、利用を辞めたとしてもフォロワーは増えたままなので、短期的に利用することも有効なように思います。
しかしインスタグラムでは自動化ツールとの連携は禁止されていますので、導入しない方が無難です。
他のSNS、例えばツイッターなどでは自動化ツールは便利かもしれませんね。
自動化ツールを使った心当たりがない場合の対処法3選
自動化ツールを使った覚えがないのに、「あなたのアカウントで自動化された操作が検出されました。」というメッセージが出た場合は、アカウントを乗っ取りされかけている可能性がありますので、インスタグラムのセキュリティを強化しましょう。
セキュリティを強化する方法を3つお伝えします!

1.強力なパスワードに変更する
インスタグラムのパスワードは、推測されにくく、他のオンラインアカウントとは異なるものを選ぶことが重要です。
- 少なくとも6文字の長さ(文字数が多いほどパスワードは強い)
- 文字、数字、記号が混在する 0~9の数字 記号(例:!、”、 £、$、%、^、、&、) 文字(A~Z)
- ほとんどのパスワードは大文字と小文字が区別される – そのため、大文字(A~Z)および小文字(a~z)が混在する
長さが十分であり、大文字と小文字、数字、特殊文字が組み合わさっているパスワードを選びましょう。
さらに、定期的なパスワードの変更もおすすめです。
パスワードの最後にその月の数字や、英語の一部(Juneなら「Jun」など)を付け足すなどして、毎月変更するのも覚えやすくて良いですね。
2.二段階認証を有効にする
二段階認証は、追加のセキュリティ層を提供し、アカウントへの不正アクセスを防ぐための重要な手段です。
インスタグラムの設定から2段階認証を有効にし、ログイン時には追加の認証情報(通常はSMSで送信される認証コード)を要求するように設定しましょう。
- 右下にあるプロフィール写真をタップして、プロフィールに移動します。
- 右上にある三本線をタップして、「設定とプライバシー」をタップします。
- 「アカウントセンター」をタップします。
- 「パスワードとセキュリティ」をタップしてから「二段階認証」をタップします。
- 下部の「スタート」をタップします。
- 追加するセキュリティ強化方法を選択肢、画面の指示に従います。
インスタグラムで二段階認証を設定すると、次の3つのセキュリティ強化方法のいずれかを選択するよう求められます。
- 認証アプリ(推奨):Duo MobileやGoogle Authenticatorなど、ログインコードを取得するための認証アプリをダウンロードします。1つのアカウントに複数のデバイスを関連付けてそれらすべてのデバイスでログインコードを取得できるため、推奨のセキュリティ強化方法です。(注:認証アプリを使用した二段階認証は、Android用及びiPhone用インスタグラムアプリからのみオンにすることができます。)
- SMS:携帯電話番号にログインコードが送信されます。
- WhatsApp:まずSMSによるセキュリティ強化方法をオンにします。その後、WhatsAppからログインコードを取得できるようにWhatsAppによるセキュリティ強化方法をオンにします。
ご自身の使いやすい方法で二段階認証を設定してみてください。
3.アプリやリンクの許可を管理する
インスタグラムと連携している他のアプリやサービスの許可を管理することも重要です。
不要なアプリへのアクセスを削除したり、不審なリンクをクリックしないように注意しましょう。
また、公式アプリやウェブサイトからのみアクセスすることも重要です。
これらの方法を実践することで、インスタグラムのセキュリティを強化することができます。
セキュリティ意識を持ち、定期的なパスワードの変更やアカウントへのアクセスの監視などを行うことが重要です。
インスタグラムのアカウント乗っ取り対策3選
では、アカウントを乗っ取られないためにはどのような対策をしたら良いでしょか?

アカウントを乗っ取られてしまっては、パスワード変更などもされてしまう可能性があるので、可能な限りの対策をしましょう。
1.不審なアクティビティを監視する
アカウントへの不審なアクティビティを監視することが重要です。
ログイン履歴やアカウントのアクティビティを定期的に確認し、自分自身のアクション以外の異常なアクティビティがないか確認しましょう。
2.リンクやメッセージに注意する
不審なリンクやメッセージに注意を払いましょう。
フィッシング詐欺やマルウェアによる攻撃から身を守るために、信頼できる送信者からのみリンクをクリックしたり、個人情報を提供しないようにしましょう。
3.アカウントの復旧オプションを確認する
インスタグラムでは、アカウントの復旧オプションを設定することができます。
例えば、登録した電話番号やバックアップメールアドレスを確認し、必要な場合にアカウントを回復するための手段を用意しておきましょう。
手順は二段階認証の設定と同じ方法になります。
- 右下にあるプロフィール写真をタップして、プロフィールに移動します。
- 右上にある三本線をタップして、「設定とプライバシー」をタップします。
- 「アカウントセンター」をタップします。
- 「パスワードとセキュリティ」をタップしてから「二段階認証」をタップします。
- 下部の「スタート」をタップします。
- 追加するセキュリティ強化方法を選択肢、画面の指示に従います。
二段階認証の設定が出来ると、下記のような状態になります。

こちらはSMS(ショートメール)でログインコードを取得する設定が出来たものです。
この状態になっていれば、不明なデバイスからログインがあった場合には、ショートメールで確認メッセージが届くようになります。
仮にIDとパスワードが漏れてしまっても、別のデバイスからのログインは出来ないことになりますので安心ですね。
インスタグラムのサポートに連絡
もし乗っ取りの兆候がある場合は、インスタグラムのサポートに直ちに連絡して状況を報告しましょう。
アカウントが侵害された可能性がある場合、インスタグラムのサポートがアカウントの保護や回復を支援してくれるはずです。

上記の記事を参考に、インスタグラムのサポートへ問い合わせしましょう。
しかしインスタグラムのサポートは返信が早い時と遅い時があると言われており、すぐに対応してもらえない場合もあります。
なるべくサポートに頼るのは最終手段にしたいですね。
まとめ
いかがでしたか?
インスタグラムの警告メッセージについて解説しました。
エラーに負けずにSNSを使い続けたいですよね。
しっかり対処してSNS生活を楽しみましょう!

