マインクラフトなどのゲーム実況動画で人気のまいぜんシスターズが、公式ツイッターにて声優を募集を発表し話題を呼んでいます！
ここでは過去に起こったことも含めて、まいぜんシスターズが注目されるようになってからの一連の流れと、旧ボイスに戻る可能性についてをまとめました。
まいぜんシスターズが専属声優を募集するまで
それでは一つずつ見ていきましょう。
チャンネル作成の流れ
まいぜんシスターズは2015年5月17日にYoutubeチャンネル「まいぜんシスターズ」を作成しました。これは動画内でまいぜんシスターズの一人、マイッキーがクイズ形式で発表しています。
2015年5月17日 Youtubeチャンネル「まいぜんシスターズ」を作成
2016年12月31日 Youtubeチャンネル「まいぜんShorts」を作成
2019年2月17日 Youtubeチャンネル「NoobTurtle」を作成
徐々にチャンネルを増やし、活躍の場を増やしています。
今ではチャンネル登録者数272万人！
特に小学生など子ども達に人気のチャンネルです。
企業コラボの流れ
動画の人気が高まり、「ぜんいち」や「マイッキー」、「キャリーちゃん」「バナナくん」などのキャラクターがグッズとなり、徐々に企業コラボが増えてきました。
・2020年1月22日 「まいぜんシスターズ」のチャンネル登録者数100万人突破
・2月1日 東京ソラマチにてMAIZEN CAFE開催
・7月10日、『まいぜんシスターズと学ぼう! ～1冊ですべて身につくマインクラフトプログラミング入門～』がKADOKAWAから発売
・8月1日、スイーツパラダイス14店舗で『まいぜんカフェ in スイーツパラダイス』が11月1日まで開催
・12月2日、イオンとのコラボグッズ第1弾が順次再販され、取扱店舗も全国150店舗に増加
街を歩けば、まいぜんシスターズの服や帽子を身につけた人を見かけることもありました。
(実は我が家にもタオルや抱き枕があります！笑)
商標登録の流れ
2020年夏頃から、「まいぜんシスターズ」の商標登録の話が出ていたことがわかりました。
2020年7月30日 UUUM株式会社が商標権出願
2021年9月9日 UUUM株式会社の商標登録が完了
元々まいぜんシスターズはUUUM所属のクリエイターでしたので、UUUMを通して様々なグッズ化がされてきました。
2021年には完全にUUUMがまいぜんシスターズの商標権を獲得していたのです。
しかしUUUM株式会社の商標登録が完了したのと同日、ドバイの企業「Laser FZCO(レーザーエフゼットシーオー)」が商標権を出願していました。
2021年9月9日 Laser FZCOが商標権出願
この頃からまいぜんシスターズの2人は少しずつチャンネルを手放す準備をしていたと思われます。
協力者募集ツイートの流れ
2021年秋ごろから、まいぜんシスターズの公式ツイッターにて様々な募集がされるようになりました。
2021年10月27日 ゲーム制作者募集ツイート
この段階ではファン達は「まいぜんがゲームを作るんだ！」「楽しそう！」とワクワクしているのみでした。
2021年10月28日 動画撮影班募集ツイート
翌日には動画制作者募集のツイートがありましたが、多くのファンは不思議に思ってはいませんでした。
あれだけたくさんの動画を頻繁に更新するには他の人の手を借りることも必要だろうと、ごく自然に受け止めていました。
出演は本人で、動画編集は別の人というチャンネルは珍しくありません。
2022年4月19日 Laser FZCOの商標登録が完了
そして2022年4月に、ドバイの企業レーザーエフゼットシーオーの商標登録が完了しました。
その後、今までよりさらに活動の範囲を広げていくことになります。
・7月13日、同日創刊の『コミックアルナ』（KADOKAWA）にて漫画『まいぜんシスターズの冒険〜物ノ怪神社とたまゆらの姫〜』の連載が開始され、監修を務める
・8月12日、同日発売の『月刊コロコロコミック』（小学館）9月号にて、ぜんいちとマイッキーを描いた永井ゆうじによる読み切りを掲載（10月15日発売の同誌11月号より連載化される）
・NHK Eテレ『ゴー!ゴー!キッチン戦隊クックルン』の2022年12月19日放送回から12月21日放送回まで、ぜんいちとマイッキーのキャラクターのみ出演した。(声は本人達ではない)
漫画化やテレビ出演など、より「キャラクター」としてのまいぜんシスターズを強くしていきました。
”中の人”が変わった動画が更新されてからの流れ
2022年11月22日 1度目の声が変わった動画が更新される
その後11/26～12/9にかけて、6度に渡り今までとは異なる声の動画があげられていました。
声を戻して！とコメントしても、Youtube上では削除されるという噂もあります。
実際、動画についているコメントは新しい声について触れていないか、肯定的な意見ばかりでした。
しかしツイッター上では「前の方が良かった」「子どもが泣いている」などといった声が多く、アカウントの持ち主でなければツイートを削除できないため、こちらの方がリアルなファンの声だとされていました。
2022年12月23日 旧ボイスでの動画がアップされた！
声が変わった騒ぎの後、一度だけ元の声で動画がアップされました。
声が戻ってきたー！
まいぜんさんからのクリスマスプレゼントだね！
しかし、喜びもつかの間、翌日12月24日7本目の新ボイスによる動画がアップされ、その後も12月27日にも続けて真ボイスで吹き替えの動画がアップされました。
その後2023年に入ってから約3週間、新しい動画は更新されていません。
専属声優募集のツイート
そんな中、公式ツイッターからお知らせがありました。
2023年1月19日 公式ツイッターにて声優募集ツイート
元の方々では、できないんですか！？変えないでください！！
命を吹き込むだなんて、そんな2人が人形みたいな言い方……
なぜ声が変わったのか、いつまで変わったままなのか、また戻るのか…
公式から何も発表がないため、視聴者は置いてきぼりでした。
そのため今回の専属声優募集のツイートには反発の声が多く上がり、反響が大きいものとなっています。
以上がここまでの流れです。
元の声に戻る可能性が絶望的な根拠は２つ
ファンの皆さんが気になるのは、「元の声に戻る可能性はあるのか」ということですよね。
私は正直、戻る可能性は限りなくゼロに近いと考えています。
その根拠を下記に２つ挙げました。
根拠１：新ボイスでも100万以上確保できている再生数
実は声が変わっても一定の動画再生数は確保できています。
旧ボイスの方が再生数は多いですが、新ボイスでも極端に再生数が少ないわけではありません。
1ヶ月で185万視聴なら十分な収益が見込めるでしょう。
根拠２：海外版”MAIZEN”の方がチャンネル登録者数が多い
まいぜんシスターズが英語版のチャンネルを持っていることはご存知ですか？
そちらのチャンネル登録者数は、実は392万人なのです！(日本語版は272万人)
こちらは英語でぜんいちとマイッキーの声が吹き替えられており、マイッキーの声は女性です。
声優交代により日本語版のチャンネルの人気がたとえ衰えても、英語版のチャンネルで十分収益は見込めます。
こういったことからも、もとのまいぜんシスターズの声に戻る可能性は絶望的と言えるかもしれません…
下の記事にも書きましたが、二人は新たなステージへ進んでいるのかもしれません。
まとめ
いかがでしたか？
まいぜんシスターズが歩んできた道はとても華やかで、Youtuberでのゲーム実況者の中では成功者の見本と言えるかもしれません。
その末での権利譲渡、声優募集。
まいぜんシスターズのキャラクターを愛するファンが、いかに元々のお2人が好きだったかが良くわかります。
せめて最後にはきちんと事情説明をして、綺麗に去って欲しいなと思います。
